モデルハウスが往来が多い道路沿いにあるなら、帰宅時間を有効に使うアイデア。

看板や垂幕を活用する時代は終わったと思われがちですが、実はいまでも看板や垂幕は効果があります。こう言うと帰ってくる言葉が、

「看板なんて10年も前から設置してるけど、だれも見てないよ」

看板には“鮮度”がとても大切なのはご存知ですか?
看板設置当初は、色は鮮やかで輝いています。
見る人達は、そこに何か 「異質なもの」 があるため目を奪われるのです。
ところが、風雨雪日光にさらされるうち色があせて看板は背景と馴染んでしまいます。背景化するとも言えます。

鮮度が落ちた看板は誰も見なくなるのではなく、見えなくなるのです。

これはモデルハウスでも同じです。
往来の多い道路沿いにある場合、通りを行き交う人達は毎日のようにモデルハウスを見ますが、いつしか普通の家になっていきます。

あなたが通勤時に通る道路で印象に残っている物を思い出して見てください。一般家庭などはあまり記憶にないのでは?
昔の商売人は毎朝店を掃除して水打ちをしたり、新しい花を置いたり、視覚的な鮮度を頻繁に上げていました。

モデルハウスや社屋が往来が多い場所にあるからといって、

「いつも見てくれているはずだから」

と安心していてはいけません。
視覚的な鮮度が落ちれば、どんなに毎日目の前を通っても記憶から落ちていってしまいます。

朝の忙しい時間に見込み客の足を止める方法を考えるのは時間の無駄です。

それなら狙い目は、帰宅時間です。
看板に明かりを灯すのは当然ですが、それだけではすぐに背景化してしまいます。

御社の社屋やモデルハウスの道路側に、すりガラスではない大きな窓はありますか?
もしあるのなら、その窓をまるごと映写スクリーンにしてしまいましょう。
「リア透過スクリーン」

というものを窓に貼り付けるか、窓をそのままにしておきたい場合は窓の大きさの枠を作り(工務店ですからお手の物ですよね)そこにスクリーンを取り付け、使用時だけ立てかけると良いです。

そして、プロジェクターで映像を背後から照射します。
すると、窓そのものが御社オリジナル、動画看板になります。
こんな動画を見つけました。

今時のプロジェクターはとっても安いです。
画質は映画を楽しむには足りないとしても、看板なら全然使えます。おそらく2万円も出せばこの目的に十分な性能のプロジェクターが買えます。こんな、驚くほど安くなった機材を使えば、超低価格で御社専用の動画看板の完成です。

問題は、再生時間の制御です。タイマー付きのプロジェクターなら良いですが、信号の入力がなければ電源を自動的に切ってくれるものを使い、パソコンなどと連動させれば一晩中動画を再生しておく必要もありません。

使用する動画は私たちプロに制作依頼していただくだけでなく、御社施工例を入れたフォルダーをスライドーショーで流しっぱなしにするだけでも、目を引く看板を作ることができます。

是非、お試しください。
試したら、写真か動画を送ってくださいね。