群馬県の工務店ホームページを見ていて、
「これはすごい!」
と感じたコーナーがありました。
ホームページ全体の雰囲気はリニューアルしたばかりなのに、社員のどなたかが作ったのかな?と思うようなデザインでした。全然かっこよさがないものの、そこから伝わってくる信頼感は素晴らしい。
特に目を引いたのは、
「施主さまの声」コーナー
ここもデザインなんてまったくなく、参考資料にさせていただこうとコピーペーストしてみたところ、なんと、
A4用紙 21枚分!!!
施主さまからの一言コメントが、びっしりです。
それも、読むのが嫌になるほどの小さな字で、です。
しっかりと項目分けもされています。
- 当社を選んだ理由
- 自分の家の自慢点
- こうしておけば良かったという点
- まだ建てていない方へ、気をつけるべきこと集
きちんと分けてあっても、げっそりしてしまう量。
この工務店は読ませる気がないのでしょうか。(笑)
いえいえ、これだけの量の情報がしっかりと分類掲載してあれば全部読む必要なんてないのだと思います。
「おお!なんじゃこれは!!」
あたかも人の頭の大きさほどもあるかき氷のように、全部食べなくても残りがもったいないと思えないことってありますよ。「わかった、わかった、充分わかりました!」という気持ちになります。
お客さまの声は、少ないと信頼感がない
お客さまの声を大切にして、ホームページに掲載することはとても大切だと思います。ただし、中途半端だとなんとなく不安な気持ちになります。
例えば「お客さまの声」というコーナーを開いてみると、2~3家庭の記事しかない。ちょっと少ないですから、
「好意的なお客さまだけを選択したのかな?」
「他にいなかったのかな?」
と思われてしまいます。
その他にも、手書きのハガキが掲載されている会社があります。これも中途半端な数だと、
「自社で作ったんじゃないの?」
なにかと疑い深くならざるをえないご時世なのです。
そんな中で、この会社の
一言コメントばかりがA4用紙21枚分
この量だと、ちょっと普通では自作できません。
自作しているのだとしても、頭が下がります。
よって、
「本物のお客さまの声」と考えて間違い無さそう
と感じるに至りました。
ホームページのデザインに凝りに凝っている会社もいいのですが、もしそこまで凝ったホームページを作る予算がないということであれば、これまでのお客さまの声をこんな感じで活かしてみてはいかがでしょうか。
その時は、
「これでもかっ!」
という迫力でやってください。ある量を超えると、情報の信憑性がぐぐぐ~ん!!!とアップしますよ。