工務店のホームページでは日付がとても大切です。
イベントの日にちや曜日を間違えてしまうと、お客さまがとんでもない日に現場へ行ってしまい迷惑をかけてしまった挙句に、
「こんな会社で家なんか建てられるか!」
と思われてしまいます。
ところが、全国の工務店ホームページリサーチをしていると、意外と多いのが
西暦も和暦も書かれていない例
一か月に最低一度はきちんと更新されている会社なら全く問題ないのですが、困ったことに1年に数回しか更新されない会社で西暦・和暦の記載がされていない会社があるのです。
今年の○月なのか、去年の○月なのか分からない。
「曜日と日付をカレンダーで照らし合わせたらすぐ分かるじゃん」
とも思いますが、これは良くない考え方です。
スマホが常用されるようになりましたから、カレンダーも常に手近にあります。
でも、わざわざ調べて「ああ、今年か」なんてことをしてくれるお客さまってどのくらいいるでしょうか?
みなさんのお詳しい不動産に例えれば、お店を出すのに一筋奥まった道に出したお店、2階以上や地下にあるお店の集客がグンと減るのはご存知のはず。
インターネットでも同じです。
クリックが一つ増えると離脱率が上がります。
以前ある経営者が、
「本当に見たいお客ならそれくらいのこと調べるよ」
とおっしゃいました。
経営者の中には「他社はどうか知らないけど、ウチのことは好意的に見てくれる人が多い」という考え方をされる人が少なからずいらっしゃいます。
宣伝広告的にいえば、
「すべての広告は見られない、と考えるところから作り始める」
のが常識です。
少しくらいの手間ならお客さんだって協力してくれる、などと考えず、ホームページ・ブログともに西暦・和暦など細かな表示にまで気を配ってみてください。