ネットから問い合わせを入れる時、問い合わせフォームに
「返答まで3営業日いただきます」
と書かれていることが意外に多いです。
実際に問い合わせをしてみれば、ものの数時間で返答が返ってきます。中には本当に3日かかる会社もありますが、
早ければうれしいです。
だから、送る時に3日と書かれているのを見ると、
「え~?3日もかかるの?」
と思うわけです。
お客様というのは敏感なものです。
いざ、問い合わせをしよう!
と思う所まではかなり行ったり来たりします。
それこそ3日も4日も、時には1か月だって。
なのに、問い合わせたら即答を望みます。
もちろん、10分で返答があるとは思っていませんが、それぐらいの勢いで御社からの返答を切望しています。
返答に3営業日・・・は20年前の習慣から
3営業日、というのは、かなり昔のホームページ制作習慣が残っているのだと思います。20年ほど前はネットからの問い合わせなんてほとんどなく、時々メールが入ってくるくらいでしたし、そもそもネットに常時接続ということがありませんでした。
だから、次メールをチェックするのは2日後。
なんてことは普通にありました。
そのため、当時の企業ホームページ製作時には
3営業日
と書かざるをえなかった。
企業であっても、です。ネットが身近ではなかったからですね。
その習慣をそのままに、常時接続どころかこの
“ユビキタス(死語(笑))時代”
の今、「3日」と書いてしまったらお客様をイライラさせてしまいます。
是非見直したい、昔の習慣その他
その他、例えば問い合わせフォームの
「クリア」
ボタン。
時々間違えてクリックしてしまい、もう入力する気力がなくなってしまうことがあります。
ここまで書かせておいて、クリアしたい奴なんてどこに居るんだ!!
と青筋が立ちます。
こんなものは必要ありません、今すぐ削除してしまってください。
その他、URL入力がやけに厳しいページ。
当社のURLは、
です。あるホームページで問い合わせフォームにこのまま入力したところ、スペルミスが無いにも関わらず、
正確にご入力ください。
と先へ進めません。「ひょっとして」とURLの前に、
http://
を入力したところ、正解でした。
この部分が入力されていなければ、“正確じゃない”なんて一般の人には無理。
「送信完了」のハードル上げすぎです。
こういった古い習慣がネットにはいくつか残っていますので、一度御社のホームページを見直して、必要ないと感じたら削除してください。
「必要無さそうで必要な項目」は?
ふりがな
です。当社では検討の結果、ふりがな入力欄は外していますが、お客様と直接お会いする機会の多い工務店は入れておいた方が良いと思います。(入力、少しだけ面倒ですが)
というのは、メールで問い合わせをくださったお客様がご来社したとき、
名前を間違えては失礼。
名前を聞くのも失礼。
名前を呼ばないのも失礼。
お客様は、エントランスで、
「○○様、お待ちしておりました!」
と呼んでもらったらうれしいです。
だから、予め苗字だけでも正確に知っておきたいところです。
御社のお問い合わせフォーム、どうでしょうか?