工務店ホームページを見ていくと、“よく出くわす家族”がいます。
例えばこんな家族とか。
こんな家族とか。
二世帯住宅だと必ずこの家族。
実はこの家族、「デザイン素材集」の理想の家族像素材です。
この素材集を使うことが悪いと言っているわけではありません。
当ブログでは特徴的なアイコンをそこら中で使用していますが、これらはネットで配布されているデータを使用させていただいています。(こちらです。http://icooon-mono.com/ icooon-mono さん、ありがとうございます)
素材集はHPを制作するとき、モデルや施主さまのご家族、カメラマンを手配する予算を省き制作費を大幅に削減することができるのですから、上手に使えば何の問題もありません。もちろん、当社でも使用することがあります。
問題は、この家族写真がもはやネット上のいたるところで使われているということです。
介護、個人経営の子育て用品ショップ、家族が関係してくる商品などなど。街を走っていれば看板にも使われていることを見ています。
「そんなのデザインをしてる人たちしか気づかないよ」
と言われたこともあります。
でも、実は怖いことがあるのです。
それは・・・
ネットの工務店評価サイトで種明かしをしている人がいる
ネットの工務店評価サイトの恐ろしさは、工務店関係者なら誰しも目の当たりにされているではないでしょうか。有る事無い事書かれたり、ウソかホントか分かりませんが敵対する工務店の関係者が書いているなんて噂もききます。そこで、
「あの会社ね。なんかホームページが素材集の寄せ集めで、デザイナーに大急ぎで作らせた感じ。更新も全然してねーし。」
といったことが書かれているのを目撃しました。
今はライバルの脚を引っ張ることができるのなら、ネットで何でも手の内を明らかにして、さもそれが悪いことかのように書く人が現実的にいるわけです。
「ホームページに手抜きがある」と吹聴されて風評被害にあってしまってはたまりません。
ページ内にお客さまの写真を出すのは、是非是非是非!やっていただきたいことです。
プライバシーの問題にならないよう、許可を取ってから自分のカメラでも結構です、あなたのお子さんや施主さまのお子さんに出演していただいて写真を入れ替えておきましょう。多少写りがわるくても写真の隅に「お客さまのお子様に撮影させていただきました!」と書いておくなどすれば、ドキュメント感が出て良い効果になる可能性も高いですよ!