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「電話をすることで信頼される」という考え方はちょっと古くなってきました。

20代30代はちょうど家づくり世代です。
この世代はかなりインターネットに慣れ親しんだ世代で、電話を片時も離さず持ち歩いてきたと言ってもいいでしょう。

ただし、この世代はその手に持っている“電話”を「話をする機械」だと思っているわけではありません。

今ならLINEやフェイスブックに代表されるSNSは、その殆どが文字・写真メディアです。(流行りのインスタグラムは、それで連絡を取り合ったりする物ではありませんから除外)

40代50代ならスカイプなんかを見ると、

「テレビ電話、実現しちゃったね!」

とワクワクするのかもしれませんが、若い世代はそんなことはありません。自分の時間に容赦なく割り込んでくる電話が大嫌いな人も少なくありません。

会社では、上司は電話世代。

「メールなんて煩わしいことしてないで、電話をしなさい!」

と叱られますが、優先されているのは、仕事の手を途中で止めて電話で話すことに集中しなければならない効率の悪さより、

上司自身の都合でしょ?

と考えます。

「早いところ自分の要件だけ伝えておきたい」
「キーボードを打つのが苦手だから、電話が楽」

更に、電話だと「言った、言わない」の争いになり、部下は非常に分が悪い。上司が言ったと言えばそれ以上反論するわけにもいかない。

電話は双方に残る記録がないので、通信手段としてスピード以外のメリットは、実はないのかもしれません。

「いやいや、だけどメールだけ送っておいて『はい、後はお好きに』ってわけにはいかないでしょう?」

と思うかもしれませんが、それで良いのです。
ただし、返答が必要な場合は頃合いを見て再度メールか、

「要件を書いたメールを送りましたが、届きましたか?」

というフォローアップは必要です。

「お客様世代」の常識を理解する

工務店にとって、家づくりの主なターゲットは若い世代ですから、「お客様」の好みをしっかりと理解する必要があります。

ハッキリ申し上げて、

電話は時代遅れです。

上の世代としては電話でスピーディーに連絡をするのは誠実な仕事と感じるかもしれません。でも、相手によっては

急かされている

と感じます。
やり取りが煩わしくなると避けられてしまいます。

避けられないために

まずは、最初に「電話が好きか嫌いか」を確認し、好みの連絡方法を聞いてください。そして、

「これこれこういう時は電話をさせていただくこともあります」

と、今後起こりそうなことを予め伝えてください。
もちろん、

電話一切ダメ

ということではありませんが、ここまで聞いておけばよっぽどのことがない限り連絡方法で疎まれるなんて結果にはならないと思います。

「キーボード打つの苦手だから」

といっていられる時代は終わりです。