コンテンツマーケティングという言葉を聞いたことがありますか?
検索エンジンの目的とは20年前から全く変わっていません。
検索する方に、より適切な答えを提供すること
少し前にSEOなんて言葉が流行っていましたが、当時のSEOはGoogleに媚びたり、システムを騙して少しでも検索結果の上位に入れよう!という方法でした。
正直、そんなことをしていても意味ありません。
Googleは騙しや媚びを排除して優良な答えを探すための技術を、世界中から集めた優秀な人材と有り余る開発費をかけて磨き続けています。
それを騙そうなんて無理です。
以前、当社のお客さまからある日突然、
「オレの知り合いのSEO詳しい人に任せるから」
と告げられました。詳しい人とは同業者の社長さんでした。
何をするのか見ていたら、その方は頭を抱えるようなことをはじめました。
自動登録ソフトを使って、大中小零細詐欺アダルト検索エンジンなど無差別に登録をし始めたのです。「外部リンクを稼げば上位になる」と始めたこの方法は、Googleからペナルティーを課せられ、検索結果上位どころか排除されてしまいました。
この後、回復に何年かかったことか・・・。
詳しいと豪語していた同業者の社長は、我関せずという態度でした。
その当時から当社では「お客さまが検索している言葉に“答え”を用意する。キーワード予想に時間を費やさず、建築に関連することをコツコツと手当たり次第書き続ける」のが最良だと説き続けています。アクセス解析をしていると、予想もしていない言葉でHPにたどり着く方がとても多いのです。何が良い悪いと取捨選択しすぎると逆効果だと分かったのです。
ただ、なかなか一つのことを続けることは難しいです。6年の間休まず続けてくださった会社は驚くほどの効果を出してくださいましたが、多くの会社は途中で「こんなの無駄」と投げ出してしまいます。続けたところだけがリクルートなどの世話にならなくてもお客さまとの接点を低コストで作り続けています。
この方法が今、コンテンツマーケティングという名前で、誰も騙さない不動のSEOとして確立しているのです。
もはや、ホームページのコンテンツをお客さま目線でドンドン増やしていくという発想が土台になければ、“ネット戦略・SEO”なんてどれだけやっても無駄だと断言できます。今あるページだけを基に、文面にキーワードを仕込んで検索上位に上げるのは不可能です。
ただ、このコンテンツマーケティングもただの日記のような社員ブログではいけません。あくまでも家を建てたい(できれば御社の商圏内で)方の目線で、疑問を解決するような内容にしなければ意味がありません。