ホームページ・ネグレクト
当社ではホームページを更新しないで放置し続けることをこう呼んでいます。
ネグレクト(英:Neglect)の意味は、怠慢・無視・軽視 です。
実は、当社も3年ほど前まで自社ホームページの制作に手が回らず(言い訳です)放置していた時期がありましたが・・・それはまた結果的に面白い実験でしたので別の機会にお話しするとして、ここから本題です。
当社では定期的に全国7000社超の建築会社・工務店ホームページをモニターしています。
その中には10年ほど放置されているも少なくありません。
放置されているホームページの中にも数種類あって、
- 会社そのものがなくなっても無料ホームページのデータが残っている
- 古いページが残ってしまっているだけで、新ページが一番上にできている
- 無料ページ・ポータルサイトのページがホームページとして認識されている
- 会社は営業しているが、明らかに放置されている
(1)を見つけると寂しい気持ちになりますので、多くは語りません。
(2)の「古いページが残ってしまっている」場合はURLを素のドメインにして調べると新しいページが出てきます。あまりに古いページは、削除してしまった方が良い場合もありますね。(当社ではアクセスの多い10年前のコンテンツは、リンク切れなどないように編集した上でHTMLのまま残しています)
(3)は、URLを調べてみると以前よく使われていた無料ホームページサーバーのドメインだったりするので、
「さすがにここまで酷いページを今の時代にも使っているわけじゃないだろう」
と疑って、1社ずつきちんと検索してみます。すると、別ドメインで新しいページが作られていることも多いです。デザインが近代的になっているので、当然こちらが現行ページだとわかります。万一のことを考えると古い方は削除しておいたほうが良いでしょう。
その他、リフォーム会社などに多いのは、大手企業(メーカー等)運営のポータルサイトで、特約店として自社を紹介してくれているページをホームページとしている会社。残念ながら、この紹介ページがメインホームページと認識されてしまい、せっかく作った自社サイトが埋もれていることです。
既に、リフォーム中心から一戸建て中心の会社にシフトしている場合が多いので、現行サイトをしっかりPRしてほしいところです。ポータルサイトには新ページへのリンクを必ず設定しておいてください。
(4)は、会社は営業しているにもかかわらず、明らかに放置されている状態です。おそらく、
「ウチはホームページとかそんなに力入れてないんだよね。放置してても害がないからまあいいや」
という感じで放ってあるのでしょうが、これはよくありません。機会損失だけでなく、会社の評判そのものに影響をあたえます。ホームページがなくても本当に害がないのなら、削除してしまったほうが良いくらいかもしれません。